サテサテ。大学もようやく期末試験なども終わって前期授業も一段落(と云うよりようやく終了)と云う感じになって参りました。学生諸君には楽しい夏休みが待っているのかな?
それで,です。授業その他が一段落したこの機に,と云うことで,大学院でやっている「資源エネルギー工学」と云う授業の「課外授業」として特別に,千葉県姉ヶ崎のコンビナート地帯にある出光興産千葉製油所と出光石油化学千葉工場の工場見学をさせていただけることになり,先日行ってまいりましたのでちょっとこのblogでもご報告。
場所はこのアタリですね。
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上の google map の航空写真でも解る通り,巨大な化学工場で,タンクだの配管だの蒸留塔だの配管だの反応器だの配管だの,と,ありとあらゆる化学工場アイテム(の,でっかいヤツら)がずらーっと。めったなことではこう云った工場の中を見学をさせていただけるチャンスはありませんから,参加した学生諸君もだいぶん興奮していたようです。

工場見学中。ヘルメットで記念写真。

(左)会議室で質疑応答。(右)技術者の方々にお話を伺う交流会。
ところで。いくつか工場見学経験?などしてみると解ってくることがあるのである。機械系の組み立て工程などがある工場の見学は,目の前で機械やロボットがガシガシ動いているのが見えるのでかなりに楽しいのね。一方,化学系の工場はどうしたって中身は見えませんよねぇ。「この配管の中をナントカが流れています」とか「ここの反応器の中で反応が進んでいます」とかサ。なので配管剥き出しのごちゃごちゃしたまるでSFアニメみたいな,複雑そうででーっかい装置がいろいろあって,いかにも巨大化学工場。すげー。ってんで結構興奮はするのですが,実際問題,「動いているもの」とか「中身」とかが全然見えないのでなかなか,なんと云うか実際に中で起こっている,または行われていることは,外側からはあまり良く解った気がしない,と云うのはあるんだよね。
だけど,です。それは工場で実際に化学プロセスを動かしているプロの技術者の方々にとっても同じ,って云う点にも気付いて欲しいんだな。いやそれは勿論,現場では,ただ眺めているダケではなくって,いろいろな検査やら測定やら,それこそいろいろな道具を使っていろいろ調べているんだけど,でも,実際に動いている反応器の中を普通は直接覗いたりはできないのです。モノによってはとんでもない圧力とかとんでもない温度とかで運転しているので,覗き穴?を開けることだってできはしない。だから,中身の見えない装置の中身のことをいろいろと考えたり計算したり(外側から)計測したりしながら,直接は中身の見えない装置を,設計したり運転したり改良したりしているのが,化学工場のプロの技術者の方々がやっていることなんだ。と云うコトを解って欲しいのである。そして,そのためにどんな勉強を積み重ねなくてはいけないのか?ってコトとかね。
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