「化学と教育」第35巻第l号目次 巻頭言 自信をあたえる教育を…………………………藤原鎮男3 特集 身近な分析化学―わずかな手掛かリから何がわかるか― 分析化学の現状と展望………………………・不破敬一郎5 クロマトグラフィーとその応用……………………鈴木義仁9 スぺクトロスコピー―物質からの情報を求めて―………杉谷嘉則14 NMR分析―化学から医学・生物学ヘ―…荻野孝史・荒田洋治18 イムノアッセイ―一滴の血液から 1000兆分の1モルヘの挑戦―……・・辻章夫・前田昌子22 最近の医療診断 一一滴の血液からどこまでわかるか―………………高原喜八郎26 化学捜査の現状―犯罪現場に残された“物”からの 証言を求めて―………………………………岸徹28 トレーサーとしての環境化学物質 ―生体中のPCB組成から生体影響を読む―………・立川涼30 〔実験〕 酵素センサーをつくる…………………………軽部征夫32 生物体中の2,3の元素の検出…………………武田一美33 環境のチェックをしてみよう―大気汚染―…………綿抜邦彦34 生活用水を調ベる……………………蟻川芳子35 化学ヘの招待 抗生物質のはなし…………………………・伊藤英治36 ダイヤモンドの合成と応用……………………・・矢津修示40 論文 “環境技術”の教材研究II―パルプスキミングの 種種の塩類などによる析出(塩析を含む)状態―……・石塚庸三57 記号論埋を用いた赤外線吸収スペクトルの解析 ……………・・宮下芳勝・船津公人・須々日寛・佐々木慎一60 光度センサーによる酸・塩基およびキレート滴定………松尾勉66 植物色素を用いた染色における媒染剤の働き………鳥本昇70 ノート 定圧モル熱容量パラメーターの算出……菅家惇・井居さゆり74 周期律 元素周期律表を「歌」で指導する方法………………高橋通泰76 一般化学の読書に関する宿題レポートの分類と 評価……………………………………・吉野諭吉78 小中高のページ テルミット反応の安全な演示法………………鈴木智恵子80 未来の化学者をめざして……………………齋藤幸一81 本校クラブの活動情況―工学部付属中学・ 高等学校のクラブとは― …………………・上原竹次郎・加藤秀昭・川野一忠82 クラブ活動の活性化をめざして ―楽しくなる環境分析−……………………・石田仁83 講座 〔化学史・常識のウソ〕 4.「定比例の法則」論争 ―勝ったのはベルトレかプルーストか―………藤井清久44 デモ実験虎の巻 卵殻を用いる簡易浸透圧実験装置…………………齋藤幸一50 化学発光―ルシゲニンの過酸化水素による酸化―……池本勲52 便利な実験器具・道具 ア・ラ・カルト……………………………・伊能敬54 世界の大学・博物館……………………………………………………8 お答えします……………………………………………………56,65 「化学と教育」第35巻第2号目次 化学教育賞  林良重氏……………鳥山由子95 化学教育有功賞 井狩俊久氏………藤本昌利96 佐藤早苗氏…………………………………・鈴木春海97 鈴木啓夫氏…………………………村田豊98 福沢掌氏………………………………・浜田修一99 松本昭氏………………増井幸夫100 巻頭言 生物科学と化学…………………………・今堀和友101 特集 医療の最前線と化学 くすりの誕生―その歴史―………………・佐藤利夫・三尾直樹103 心の分子メカニズム…………………………大木幸介107 一滴の血液からのメッセージ…………………・吉田光孝111 薬物送達システム……………………・高山幸三・永井恒司115 明日の治療にむけて―免疫工学用材料の開発−………片岡一則119 エイズ―最近の知見と展望一……………………久保況子124 ここまできた遺伝子診断と治療…………………高木康敬126 がんの診断と治療をレーザー誘起光化学反応で…………加藤大典130 医療Q&A…………………………・・石倉明弘・相津益男132 化学ヘの招待 微生物がつくるエネルギー……………………園田頼和134 セラミックスの話 一スペースシャトルから自動車エンジンの化学―……曽我直弘138 論文 酸・塩基滴定を応用した「すすぎの効果」の検証実験 ―大学基礎化学実験教育の一テーマとして― ………永留重実・山本理子・佐竹健志・杉原剛介154 電子顕徴鏡試料用単ホールメッシュを用いた 気体の流出速度の測定…………………………・山村清二158 マイクロコンピューターによる物理化学用学習 システムの試作…………神田精一・三原宏記・山本米雄162 高等学校生徒実験における CO2の簡易かつ精確な分子量測定方法………………井上友昭166 ノート ヘモグロビンの性質を示すやさしい実験……松本昭・江坂高志170 周期律 身近な材料でできる火おこし……………………・・高梨賢英172 小中高のページ 選択化学にまつわる諸間題(愛知県の場合) ―選択化学美施状況アンケート結果から― ……………………水鳥富人・武井庚二・鈴木俊雄174 化学実験における実検器具の改善………………・田島榮作176 わがクラブの横顔 ―日比谷高校化学探究クラブの場合―・…木藤章雄178 ぺーパークロマトグラフィーにおける 展開時間の短縮化の試み………………………片江安巳179 大豆の生化学的研究………有瀬忠憲180 わがクラブの横顔 ―継続研究に重点を置いたクラブ活動−………………千葉勝吾181 多摩川の水をメインテーマにして3年 ―東京都立立川高校化学部‐……………………小島和雄182 トルエンの酸化反応一試験管で行うデモ実験−………・山本勝博183 講座 〔化学史・常識のウソ〕 5.アヴォガードロは分子概念を提起したか……大野誠142 デモ実験虎の巻 遷移元素の色と酸化数 一マンガンの酸化状態と色の変化     綿抜邦彦148 酸素と水素から電気を取り出す ―酸素・水素燃料電池―……・・塚越博150 便利な実験器具・道具 こしわける…………………………………綿抜邦彦152 世界の大学・博物館……………………………………………・169 お答えします……………123,184 「化学と教育」第35巻第3号目次 巻頭言 回想一化学教育と防災化学両委員会にかかおったころ…難波桂芳199 特集 燃焼と爆発 燃焼とはなにか(Q&A)……………………・平野敏右201 発火点と引火点―定義と測定法‐……………………・湯本太郎204 引火点を測る…………………………………鳥本昇206 自然発火のメカニズム……………………上原陽一207 爆発―その多様な形態と災害の防止−…………………松井英憲211 エンジン内の爆発…………………………池上詢216 実験室での爆発を防ごう ―危険な試薬とその取り扱い―……………………小林義隆218 おもいがけない物質の燃焼と爆発 ―硫化水素・アンモニア・氷酢酸―………………・安楽貢222 炎の構造と温度…………………………・・幸田清一郎224 よもやまばなし―今に残る昔の火‐………………秋田一雄226 化学への招待 我が国のエネルギー供給態勢…………………大内公耳228 プラズマ―放電現象の化学と応用―………………鯉沼秀臣232 論文 イオンの泳動実検器……………………………須田昇248 液・液二相分配クロマトグラフィーの有機化学 実習ヘの応用V一カラム内ニトロ化反応を 用いるニトロフェノールの合成法…………功刀彰・田部井克己251 気体の拡散に関する実験………………………・松尾勉254 ノート 電熱コイルを触媒に用いたアルコールの気相酸化 ……・:………・野崎浩・白根福栄・田中春彦・西本静磨258 アンチモン電極とテスターを用いた中和滴定…………福井信夫260 電気定温乾燥器を用いた分子量測定………………山本勝博262 手漉き紙(I)―植物色素による染色―……谷村載美・鳥本昇264 周期律 原子量の基準とアボガドロ定数―アボガドロ定数は 不変か―………………西原浩・佐々木信行・高尾将臣266 商業高校における夏休みの自由研究の教育効果…………谷ロ博士268 小中高のページ 生徒に興味・関心を持たせる簡易実験器具の 開発と応用………………………………・小林秀ー270 化学調味料を用いたアミノ酸の中和試検……………山本勝博271 ヤシャブシの実で染める…………………森麻理子・鳥本昇272 水酸化鉄(皿)ゾルの生成における 金属マグネシウムの使用………………………・栗原敏夫273 〔化学史・常識のウソ〕 6.原子量が先か当量が先か ―19世紀と現代におけるその消長―・小塩玄也236 デモ実験虎の巻 便利な実験器具・道具 試験紙によるヒ素の検出………………………・高江洲〓242 安全な爆発実験 一反応の激しさを生徒に体験させるために―……鈴木一男244 もやす……………………………………留目祐光246 世界の大学・博物館………………………………………………277 お答えします…・215,259 「化学と教育」第35巻第4号目次 巻頭言 原子・分子の比較行動学―化学教育の場合―………・佐野博敏291 解説・報文 化学進化―最近の話題から……………………大島泰郎293 毒はなぜ毒なのか―毒と中毒のサイエンス―……・山崎幹夫297 火山の化学―噴火予知―……………………野口喜三雄301 星間分子の化学…………………………齋藤修二305 人造イクラ……………………………・・紙尾康作309 簡単なダイヤモンド合成法……………………広瀬洋一312 物理量と単位の記号の話……………………妹尾学315 科学博物館と学校………………………………伊能敬320 化学への招待 やさしい触媒のはなし…………………・内島俊雄324 文化財の化学…………………………………・沢田正昭328 解説 KIO3とNaHSO3の時計反応はどのようにしておこるか…………………西川友成350 論文 ヨウ素呈色反応を利用した ポリ酢酸ビニルとその誘導体の検出実験 …………………林貞男・巣山和人・平井利博354 窒素サイクルの教材的実験……………河淵計明・大野昌子358 光誘発電子移動反応一化学専攻学生の無機化学 実験−……………・木村優・阿部百合子・西田鈴子362 植物色素で緑に染める(III)………森麻理子・鳥本昇366 安全な水素発生装置一防爆管の開発−…山浦秀男・中村次郎368 ハロゲン化銅(I)と硫黄の反応一自発的に進む 反応とΔGの符号の関係を示すデモ実験一……・広井正男370 周期律 中国の化学教育の現状…………………………・楊徳壬371 小中高のページ 蒸発皿を使った炎色反応の演示実験 ………………一森綾子・山村清二・福永勝則373 コンピューターを使った化学式のドリル練習………村田吉彦373 簡単な電池の作製…………………………・・赤石定治375 発泡スチロール球を用いた化学モデルの製作……・・中嶋博文376 Cl一イオン濃度によるCu〓+イオンの色の変化の研究…井野日弘治377 講座 〔化学史・常識のウソ〕 7.尿素の合成と生気論―ヴェーラーの尿素合成 は生気論を打ち破ったか―……………………・竹林松二332 連載解説 〔教師のためのマイコン入門〕 第1回ともかく触ってみよう………………………渡部正利338 デモ実験虎の巻 美しい結晶の作り方―ヨウ素のうろこ状結晶―……・宮田光男344 検知管による簡便な定量法 一温泉水中に含まれる硫化物イオンの定量−……栂野正346 便利な実験器具・道具 ガラス漏斗を用いて気体の重さを知る………酒井堂兆348 世界の大学・博物館361 お答えします337,378 「化学と教育」第35巻第5号目次 巻頭言 光化学の発展に想う…………………………・・本多健一387 特集 おもしろい光化学―基礎から応用まで― 光のできるいろいろ………………………藤嶋昭389 光と分子―光の吸収・放出とスぺクトル―……………坂田忠良393 光に関するQ&A……………・渡辺正・伊藤公紀・松浦輝男・ 菊地英治・大田登・清水勇・ 井上晴夫・相津益男・小見山二郎397 レーザーとCD……………………………………中村賢市郎402 光リソグラフィー ―コンピューター技術を支える光印刷―…………井上晴夫406 眼のはなし―光化学反応が主役−………………・相澤益男410 光を出す生物とそのしくみ………………………後藤俊夫414 花火の色と炎色反応……………………青柿良一417 化学ヘの招待 モリブデン・ブルーの発色とリン定量ヘの応用 ………………………………松本和子・酒井健420 世界のなかの日本の化学…………………………・慶伊富長424 論文 タンパク質(卵白)およびデンプンの酵素による 加水分解と分解生成物の透析膜による分離 ………………………………河淵計明・池田明美445 半導体薄膜電極の作製と湿式光電池……………中島哲人448 硝酸と銅との反応についての再検討一反応条件の 違いによるNOとNO2の発生量の変化― ………………・村石治人・原田稔・北原重登452 やさしいポリビニルアルコールの合成実験 ………………林貞男・栗沢知司・平井利博456 ノート “環境技術”の教材研究III―部分エステル化法に よるトール油中の脂肪酸と樹脂酸の定量‐………・石塚庸三460 データべースソフトの化学教育ヘの利用 ……菅家惇・河淵計明・山田栄子・平家良則462 周期律 さかさコップとさかさ瓶の実験………………・・佐々木恒孝464 工業高等専門学校における「生物」教育の現状 一特にバイオテクノロジーに関して―…………井野太加史466 紙の再生……………………………………山内新平468 小中高のページ 周期表による単体の化学式の指導…………………・高橋通泰470 涙紙を使用したダニニルの電池……………………横山了爾470 コブナ草(八丈刈安)で染める………森麻理子・鳥本昇472 ヨウ素デンプン反応とpH ―大阪府立桜塚高校化学部‐……………………赤羽根充男473 我が化学クラブの紹介―京都府立須知高等学校―……拝師暢彦747 講座 〔化学史・常識のウソ〕 8.周期律の発見者はだれか ―メンデレーエフが発見者とされる理由は?−……島原健三427 連載解説 〔教師のためのマイコン入門〕 第2回簡単なグラフを作る…………………渡部正利433 デモ実験虎の巻 電気の流れる高分子,色が変わる高分子 ―ポリアニリンの合成とそのエレクトロ クロミズムの観察―…………………岡野光俊438 光のつぶを数える―ケミカル・アクチノメトリー― ……藤嶋昭・馬場涼440 便利な実験器具・道具 風を送る(I)……執筆者酒井堂兆・波部正利・武田一美 まとめ 高江洲〓442 世界の大学・博物館401 お答えします444,490 「化学と教育」第35巻第6号目次 巻頭言 化学教育の場における美の認識…………………細矢治夫496 特集 美しく見せる 美を演出する化粧品の化学……………………福島正二498 陶器の色と着色剤一銅,鉄,そしてコバルト―……加藤悦三502 新しいめっき技術……………………………馬場宣良506 鮮やかな色をだす染色…………………小川昭二郎510 培養人工皮膚一コラーゲンと細胞で皮膚を作る……・吉里勝利514 高級感を持たせた自動車ボディの塗装外観…………石田裕518 動物の色の化学一水産動物の色素を中心に―………田中淑人522 〔豆知識〕 美容院と化学…………………………………久保早苗526 良いやせ薬はあるか?………………………・・高梨茂526 美しく修正する……………………………・・野田淳二527 簡便できれいなカラースライドの作り方 ・尾島巌・加登幸治527 付録解税 折り紙で作る分子模型………………………・・星野直美538 化学ヘの招待 水で固まる高分子………………………遠藤剛528 電気と化学反応―膜を作り,色を変え, イオンを検知する……………………………小山昇532 論文 ヨウ素デンプン反応を用いた化学平衡移動 ……………西本静磨・住友実千代・田中春彦556 糟質の酵素による加水分解反応とそのクロマト グラフィー……………束海林恵子・石山公・阿部一 大槻勇・山口勝三560 感光基を側鎖に有するエポキシ樹脂の 合成と感光特性………………………高田朋典564 2,2一ジクロロ-1-メチルシクロプロパン カルボン酸の合成の教材化……利部伸三・酒井茂568 化学ドライラボ教育のあり方とソフトウュア の開発……………………………………古村忠与志572 ノート マイコンによるデータの補間およびグラフ表示 …………・菅家惇・熊谷隆至・大塚真由美・中矢小夜576 周期律 酸塩基反応と酸化還元反応の統一的指導…………佐野俊介578 小中高のページ 手漉き紙(3)―紙の原点にもどって―…谷村載美・鳥本昇580 第一級,第二級アルコールの脱水反応……………山本勝博581 無電解めっき―奈良女子大学文学部 附属中高化学部………………………藤田周子582 簡易ユージオメータの製作……………………・上柴茂583 石綿金網に代わるもの―ステンレス金網― …・大波哲雄・稲村裕584 講庄 講座 〔化学史・常識のウソ〕 9.原子構造論の誕生とスぺクトル―ボーアは バルマー公式を説明したかったのか―………西尾成子548 連載解説 〔教師のためのマイコン入門〕 第3回初級BASIC文法を卒業しょう………渡部正利543 デモ実験虎の巻 手作りセンサーで光合成を見る …………・篠原寛明・千葉恒雄・相澤益男536 便利な実験器具・道具 風を送る(II)…執筆者 宮本正彦・栂野正・高江洲〓 ・まとめ 高江洲〓554 お答えします……585,590