有機化学IIでのコラボ・テストの活用について

(2021年10月21日改訂)

(1)Collab. Testとは?
 Collab Testは、本学で開発された「学生が協調的に作問可能なWBT (Web-Based Training) システム」です。数人ずつで班を作り、与えられた章の内容に合った「問題」を協力して作り上げます。
 Collab Testの具体的な内容と使用方法は、ポータルサイトの参考HP欄の「コラボテスト・講習ビデオ」から視聴できます。また、授業教材欄に使用説明書を掲載しますので活用して下さい。
 実行中の不明な点やトラブルは、メイルで問い合わせて下さい。
 TAはCollab Testにも対応していただけます。問題作成で困っている時は、チュートリアルの時間その他を使って相談して下さい。

(2)どこで活用するか?
 「生物の作る有機化合物」の章について作問し,確認テストに回答していただきます。手順は下記の通りです。

 1.「生物の作る有機化合物」の章の問題を一人一題作成し、グループで互いに意見を出し合って完成させる。この過程が最も重要です。積極的に議論に参加して下さい。

(めやす)まず各自がなるべく早く問題案を作成し、すぐにグループメンバー等から意見をもらって随時改善し、完成させる。
 問題の検討には1日以上かけ、少なくとも2名(TAを含んでもよい)からコメントをもらうこと。コメントをもらったら、採否にかかわりなくコメントを返すこと(自分の問題に自分でコメントを付けることができます)。
 この段階で提案する問題の数に制限はありません。  期間中、一日に1回はCollab testのサイトをのぞきましょう。グループのメンバーから問題案が出てきたら、なるべく早く吟味してコメントを付ける。それが、自分の提案した問題にコメントを付けてもらうコツです。

 2.必要な改善を終えたら問題を教員に送信する。
  教員に送信する「問題」は、一人一題とします(なるべく多くの人が「問題」を作るために)。問題を送信し終えたら、他のメンバーの問題の改善を手伝って下さい。
 送信した問題にもコメントが付くことがありますし、さらに改善することが出来ます。教員に連絡すれば取り下げも可能です。

 3.随時公開される確認テストに回答する。

各種締切(問題提出,コメント,確認テスト受験)は授業のページに随時掲載しますので,注意していて下さい。    

(3)評価は?
 シラバスに掲載したように,作問作業への主体的な参加状況,問題の出来栄え,確認テストの結果に応じて評価されます(全体の15%)。
 定期試験との関係:「18. 生物の作る有機化合物」を学ばなければ回答できない内容は定期試験の範囲外になります。また,定期試験での評価は全体の85%になります。

(4)コラボテスト活用に伴う注意事項
 ○「レビュー」機能は使い方によっては有用ですが、時間がかかりすぎるのでこの授業では用いません。
 ○「生物の作る有機化合物」の章では,予習レポートの提出は必要ありません。また,コラボ・テストに集中して戴くために,これに対応する演習レポートはありません。この分の時間を使ってコラボ・テストに取り組んでください。


2020.10.26