2007年12月 ブダペストに行きました

前回は2000年の夏でしたから7年ぶりのブダペストでした。前回同様、やや旧型の路面電車風景への再会を期待していたら、ホテルへの車の中からいきなり6連接の低床車を見せられて度肝を抜かれました。

ペスト側(ドナウ河左岸)の繁華街を走る4・6系統。デジカメを使ってこのアングルで全長をカバーできたのは奇跡。 移動中のバスの車内から。7年前には最新型のように見えたが...

 4・6系統は、2000年に来たときにホテルと会議場の往復に利用した懐かしい系統でした。当時は、やや古い2連接車を2つ連結して走っていましたが、いつも立ち客がいっぱいの盛況でした。この6連接車はジーメンス社製で、2007年夏に登場したばかりとのことでした。
 限られた空き時間で少しでも写真を撮れないものかと、宿舎のある自由橋の左岸(ペスト側)の近傍を散策しました。 

ドナウ河左岸に沿って走る2系統を走る3連接車。自由橋が工事中のため分断されていたが、工事の後はどうなるのだろうか。

ベテーフィ橋の左岸(ペスト側)ボッラーロシュ広場は市街地南部の交通の要衝です。橋の上を4・6系統の6連接車が、その下を2系統が走り、上下のホームの間は階段で結ばれています。そして橋の南側(この反対側)にはヘーブと呼ばれる緑色の郊外電車のターミナルがあります。

(左)ボッラーロシュ広場の大きな交差点を利用して遠くから全長を真横から納めようとしたが、ほぼ1両分がはみ出してしまいました。一緒に移っている乗用車から全長を推測して下さい。

ボッラーロシュ広場からフェレンツ通りを歩いて、停留所に停車中の6連接を何とか納めることができました。動き始めると、加速、最高速ともに自動車並みに速いので、私のデジカメではどうにもなりません。  乗降客であふれそうな長〜い安全地帯。

(土佐電鉄の電車とまちを愛する会:伊藤眞人)