6.立体化学

7.(1) +25.2°  (2) +0.504°  (3) 25%


7.有機化学反応の分類と特徴

1.

  (1) 置換(縮合) (2) 付加 (3) 脱離 (4) 異性化 (5) 置換

2.

矢印は電子の流れる方向を示している。授業に出ていなくて何をすべきかわからなかった人は、テキスト(プリント)10-3,4ページを参照して下さい。これがわからないと先に進めません。
 (5)(6)で、カルボニル基の隣(α位)のCHに塩基が接近する件は、「有機化学」の15章、16章で学びます。今はわからなくても構いません。

3.(1) (略)  (2) 0.50 mol,44 g  (3) 61%  (4) 50%

質問

(Q1) オキソニウムイオンはH3O+のことではないのか?
(A1) 高校教科書にはH3O+のことをオキソニウムイオンと記しています。これはこれで正しいのですが、オキソニウムイオン(Oxonium Ions)の仲間に含まれるのはこれだけではありません。RH2O+、R2HO+、R3O+もオキソニウムイオンの仲間なのです。一般的には、水・アルコール・エーテルの酸素原子にH+またはR+(炭素陽イオン)が配位して生じる陽イオンを、総称してオキソニウムイオン(Oxonium Ions)と呼びます。これは、第一級〜第三級アミンにH+またはR+が配位して生じる陽イオンを、総称してアンモニウムイオン(Ammonium Ions)と呼ぶのと同じです。なお、「ヒドロニウムイオン」はH3O+によく用いられていますが、IUPACの推奨していない慣用名です。
 高等学校では、H3O+とNH4+しか学ばないので、これらをそれぞれ「アンモニウムイオン」「オキソニウムイオン」と呼んでいるのです。このように、高等学校で学ぶことは内容の全体像のうちの一断面に過ぎないことが、科目を問わずよくあります。たとえば日本語では、高校までの国語では習わなかった意味や、漢字の読み方に、社会に出る(大学に入る)とたくさん遭遇するはずです。高校で学んだ内容だけを金科玉条のように守る(あるいは「高校の先生は嘘を教えた」と憤る)のではなく、内容の広がりに柔軟に対応していくことが、社会人(大学生)としての成長につながるのです。