「夢・化学−21」

全国高校化学グランプリ1999
参加者募集

−めざせ!化学の日本一!−

主催:夢・化学-21委員会((社)日本化学会、(社)化学工学会、(社)新化学発展協会、(社)日本化学工業協会)
後援(予定):文部省、通商産業省、科学技術庁ほか


日本化学会では、高校生を対象として「化学」の実力を競い合う「高校化学グランプリ」を昨年に開催し、本年は化学4団体の「夢・化学-21」事業として全国規模で下記のように開催する予定です。これは、世界約50ケ国の高校生が参加して実力を競う「国際化学オリンピック」の国内版のようなものです。「化学」に自信のある高校生諸君は奮って参加して下さい。

【応募資格】1999年7月下旬現在で高校生または高校と同等の学校(高専の場合は高校相当の学年)の生徒で、20歳未満の者。

【選考手順】
1.一次選考:筆記試験(高校で学ぶ範囲を超える内容も含まれます)

7月24日(土)13時〜16時に全国の下記7会場で行います。

  1. 北海道大学工学部(北海道札幌市北区)
  2. 東北大学工学部青葉記念会館(宮城県仙台市青葉区)
  3. 日本化学会館(東京都千代田区)
  4. 大阪星光学院高等学校(大阪府大阪市天王寺区)
  5. 岡山大学理学部(岡山県岡山市津島中)
  6. 九州大学六本松キャンパス(福岡県福岡市中央区)
  7. 熊本大学理学部(熊本県熊本市黒髪)

 なお、一次選考終了後、1週間程度で50名の二次選考進出者を決定し、文書で通知します。

2.二次選考:実技試験(2名一組で行います。組分けは二次選考当日に行います)

8月21日(土)13時〜17時に開成学園(東京都荒川区)にて行います。

二次選考参加者のうち遠方の方には旅費(必要であれば宿泊費:本会規定による)を支給します。ただし、参加のための移動、宿泊は参加者本人の責任で行って下さい。

【表  彰】日本化学会会長賞、化学工学会会長賞、新化学発展協会会長賞、日本化学工業協会会長賞、日本化学会化学教育協議会議長賞、その他を予定しております(副賞の贈呈も予定しております)

【参加料】 無料

【参加申込締切日】(延長)1999年7月5日(水)〔消印有効〕

【応募方法】次の1、2を下記申込先宛にお送り下さい。

  1. B5判白紙(縦長)に横書で「全国高校化学グランプリ1999参加申込」と記し、(1)参加者氏名(ふりがな)、(2)性別、(3)生年月日、(4)自宅連絡先〔郵便番号・住所・電話番号〕、(5)学校名・学年、(6)学校連絡先〔郵便番号・所在地・化学担当の先生の氏名・電話番号〕、(7)参加希望会場を明記した申込用紙。
  2. 表面に住所・氏名を明記し、80円切手を貼った返信用封筒。

【申込みおよび問合せ先】 〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1−5
             (社)日本化学会内「全国高校化学グランプリ」事務局
             電話 03-3292-6163、FAX 03-3292-6318

【注  意】応募書類は返却いたしません。
      第一次選考参加者が多数にわたる場合は、一高校あたりの参加人数を制限
      させていただく場合があります。

【先生方へ】1968年に始まった「国際化学オリンピック」は、30年目の昨年には参加国数50ケ国を超える世界的な大会へと発展し、主要先進国で参加していないのは日本だけというのが現状です。日本化学会ではこのような現状にどう対応するかを検討してまいり、その結果、まず同様の大会を国内で開催することから始めようということになり、昨年、東京・東北地区を中心に132名の参加者を得て「高校化学グランプリ」を開催し、本年は「全国高校化学グランプリ1999」として、国内の各地区に会場を設けて全国規模で開催することにいたしました。
 選考方法は筆記試験による一次選考で上位50名を選出し、この上位50名に対し実技試験による二次選考を行い。両方の結果を総合して成績優秀者を決定し、表彰いたします。化学の将来を担う若者達が多数結集して、その実力を競うと共に、相互に親睦を深めることの出来るこの機会に、奮って参加されますよう、ぜひとも周囲の生徒さんにおすすめ下さい。
(以 上)


日本化学会・化学教育協議会・全国高校化学グランプリ小委員会、化学工学会
化学教育協議会北海道支部、化学教育協議会東北支部、化学教育協議会関東支部、化学教育協議会近畿支部、化学教育協議会中国四国支部、化学教育協議会九州支部