化学Ｂ・予習のページ

［予習レポート］
○各章ごとに、最初の回の前日までに予習をしていただきます（１時間以上）。
（１）ホームページから「有機化学講義資料」を入手し、講義前日までに各章の授業内容を参考書やホームページのＱ＆Ａなどを利用して予習して戴き、理解できなかった用語・概念をポータルサイトのフォーラムからお知らせ下さい。
　　提出期限：毎週木曜日午後7時（予定） また、Wordで２行おきに書き出して下さい。予習が講義よりどんどん先行しても構いません。
（２）書き出した用語・概念について講義中に学んだことを（１）のWordファイル書き加えてください。
また、書き出した項目について、講義で十分に説明されずに進みそうになった場合には、その場で質問して下さい。
（３）作成したWordファイルは復習用に使って下さい。
（４）あらたに質問が出てきた場合には、履修要領の「質問」の記載に沿って質問して下さい。

予習のポイント

予定ですので、多少前後することがあります。また、授業の進み方より多少先になるように配慮しています。進度とのずれが大きくなったら、適宜修正します。
青字は、参考書である加藤、鍋島「有機化学のしくみ」の対応する章.節です。予習の際の参考にしてください。
（高校「化学」の復習）と記している緑色の項目は、授業では扱いませんが、関連する内容です。

第１回（予習レポートはありません）
　有機化合物を構成する原子と結合
　　周期表（原子価、電気陰性度、炭素との化学結合）（高校「化学」の復習）
　　分子構造の表示法　（高校「化学」の復習）
　　分子模型の種類
　　形式電荷の求め方　　　　（高校「化学」の復習）
　　原子の電子構造（一部は「高校化学（基礎化学）」の復習）1.1, 1.2
　　　水素原子の原子軌道（オービタル）と電子分布

第２回
　　　水素以外の原子の原子軌道と電子の配置
　　共有結合（分子軌道と分子の形）1.3, 1.4

第３回
　飽和炭化水素
　　sp³混成軌道、単結合と分子の回転 1.5
　　アルカン、構造異性体、命名法（一部は高校「化学」の復習）
　　環状飽和炭化水素
　　水素不足指数（IHD）：不飽和度（高校「化学」の復習）　

第４回
　不飽和炭化水素
　　sp²混成軌道、sp混成軌道 1.5
　　アルケンとアルキン、幾何異性体（一部は高校「化学」の復習）　2.1
　　共役（きょうやく）系とπ電子の非局在化　1.9
　　　ブタジエンと共役二重結合
　　ベンゼンと芳香族炭化水素（一部は高校「化学」の復習）　1.9
　　アリルカチオンとアリルアニオン、三中心四π電子系（「有機化学」で学ぶ関連する内容）
　　炭化水素の命名法（まとめ）

第５回
　官能基
　　極性結合と分子の極性（一部は高校「化学」の復習）　1.8　　
　　窒素を含む官能基：アミン、イミン、ニトリル　1.6
　　酸素を含む官能基　1.7
　　　アルコールとエーテル（一部は高校「化学」の復習）
　　　

第６回
　　酸素を含む官能基（続き）　1.7
　　　アルデヒドとケトン（一部は高校「化学」の復習）
　　　カルボン酸とその誘導体（一部は高校「化学」の復習） 　　

第７回
　　ハロゲン化物
　　水素不足指数（２）
　　命名法（まとめ）　　　　　
　　構造異性体　2.5　

構造と性質の関係、融点と沸点、水溶性（一部は高校「化学」の復習）
官能基の種類（電子の非局在化）と酸・塩基の強さ（「有機化学」で学ぶ関連する内容。以下同じ）

第８回
立体配置と立体異性体
　不斉と鏡像異性体　2.6
　鏡像異性体と性質の違い　2.7
　　光学活性と旋光性　2.７
　　ラセミ混合物　2.8

立体配座と配座異性体　
　ねじれ形と重なり形　2.1
　エタンの立体配座　2.2
　　Newman投影図、ねじれ角の求め方
　ブタンの配座異性体、配座解析　2.2
　シクロヘキサンの立体配座　2.3
　　アキシャルとエカトリアル　2.3
　　シクロヘキサン環の反転　2.3　　　　　
　　置換シクロヘキサン　2.3